乾癬ノート

薬を使わず乾癬と付き合う。いろいろ試したことを記録します。

【乾癬】ストレスとの付き合い方〈後編〉

ストレスとの付き合い方の後編です。

(だいぶ間が空いてしまってすみません・・・)

 

前編ではストレスが体に対してどのような影響を及ぼすかについて触れました。ストレスが直接体に影響を及ぼすのではなく、ストレスを発散するためのに起こす行動が、体に影響を及ぼします。その方法が人によって違いますし、体にどのような影響を及ぼすかも十人十色。原因が人によって違うだけに、乾癬に対する画期的な治療法が見つかっていないのだと思います。

 

しかし、私の経験上、その原因となる精神的なストレスを軽減することができれば、発散するための行動を起こす必要もなくなりますので、体への影響も減らすことができます。言葉にしてしまうと単純ですが、ストレス社会と言われる昨今、簡単にストレスから逃れることはできません。どうやって付き合っていくかということを考えていくべきです。

 

雑誌や本を読んでいく中で見つけた言葉がありました。

 

「マインドフルネス」

 

これは、「今ここに集中しろ!」というような意味です。ただぼんやりと無自覚に考え事をしている時って、過去の失敗したことや、未来の心配事などに対して必要以上に思いを巡らせていることが多いと思います。「今」に集中できていないんです。一日の半分近くを、この無自覚状態で過ごしており、それがストレスの原因になっているんだそうです。

 

マインドフルネスとは、つまり「瞑想」のこと。瞑想というと過去の固定観念から宗教的なイメージを持たれることが多いかもしれませんが、「マインドフルネス」というと耳触りがいいというか、比較的新しい言葉なので入り込みやすいですよね。

 

詳しい話は下記の書籍をご覧になっていただければと思いますが、私が実践しているのは、ただ寝る前に布団の上に座って、軽く目を瞑り、全身の筋肉の力を抜き、呼吸だけに意識を集中させることです。それまで色々頭の中を巡っていたことを全て頭から追い出して、意識の中に「余白」を作ります。寝つきもいいですし、睡眠の質も上がった気がします。

 

それによって、頭の中を駆け巡っていた不安や焦り、人間関係での嫌な思いなど、そういったネガティブ要素から距離をおくことができます。ネガティブな思いは頭の中を何回も駆け巡った分だけ、精神的なダメージを与えますので、そういった無駄な思考回路を断つことが出来ます。

 

寝る前だけじゃなくても、頭の中をいろんな思考がぐるぐる回っているときが良くあるので、そういうときこそ、体の力を抜いて、ゆっくりと呼吸をして、頭をスッキリ整理させます。それから、今ここに集中します。

 

「1分間瞑想法」著/吉田昌生

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色々ある瞑想の本の中でも、瞑想の方法はもちろんのこと、瞑想の効果や必要性についてバランスよくまとめられている本なのでおすすめです。

 

「SLEEP 最高の脳と身体を作る睡眠の技術」著/ショーン・スティーブンソン

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こちらの本が、瞑想の本を買うきっかけとなった本。睡眠の質を上げることは乾癬の状態を良くするためには必須ですし、CAPTER16の「睡眠のためのマインドフルネス入門」は瞑想を始める前に読むと呼吸の大切さがわかります。