乾癬ノート

薬を使わず乾癬と付き合う。いろいろ試したことを記録します。

【乾癬】ここ最近の状況

またまた久しぶりの投稿。

あまり乾癬のことを気にしなくてもいいぐらい、体の状況は一時期に比べて良くなりました。

 

鱗屑がボロボロ剥がれたりすることもありませんが、睡眠不足や仕事のストレスで甘いものを食べてしまったときなどは症状が出てきます。それでも腰のあたりや、腕のあたりに部分的に出るぐらい。山を越えれば無くなる程度です。

 

今は「乾癬を治す」というよりも「健康的な生活を送る」ということに意識を向けております。食、運動、睡眠のバランスがとれていれば、集中力が増したり、朝スッキリ起きれたり、深く呼吸できていることを感じることができます。健やかな生活を送りたいと思っているだけで、乾癬は影を潜めます。

 

一度完全に治ったと言えるほどキレイになりましたが、一年前は仕事が忙しくなったり人間関係に悩んだりして生活が乱れて、その結果乾癬の症状がまた悪化してしまいました。

 

それからグルテンフリーを始めてもう少しで一年、見違えるほどに改善しました。完治はできないのでこれからずっとこの病気とお付き合いすることにはなるのですが、いまのところ症状が出ないように自分自身でコントロールできていると言える状況です。病院に行くこともありませんし、薬に頼ることはありません。サプリメントも不要です。大事なのは「取り入れる」のではなく、不要なものを「摂取しない」ことです。

 

このブログを読んでいる方の中にも同じように乾癬で悩んでいる方がたくさんいらっしゃると思います。僕が自分自身の体で実証した体験談を参考にしていただけると幸いです。

【乾癬】ストレスとの付き合い方〈後編〉

ストレスとの付き合い方の後編です。

(だいぶ間が空いてしまってすみません・・・)

 

前編ではストレスが体に対してどのような影響を及ぼすかについて触れました。ストレスが直接体に影響を及ぼすのではなく、ストレスを発散するためのに起こす行動が、体に影響を及ぼします。その方法が人によって違いますし、体にどのような影響を及ぼすかも十人十色。原因が人によって違うだけに、乾癬に対する画期的な治療法が見つかっていないのだと思います。

 

しかし、私の経験上、その原因となる精神的なストレスを軽減することができれば、発散するための行動を起こす必要もなくなりますので、体への影響も減らすことができます。言葉にしてしまうと単純ですが、ストレス社会と言われる昨今、簡単にストレスから逃れることはできません。どうやって付き合っていくかということを考えていくべきです。

 

雑誌や本を読んでいく中で見つけた言葉がありました。

 

「マインドフルネス」

 

これは、「今ここに集中しろ!」というような意味です。ただぼんやりと無自覚に考え事をしている時って、過去の失敗したことや、未来の心配事などに対して必要以上に思いを巡らせていることが多いと思います。「今」に集中できていないんです。一日の半分近くを、この無自覚状態で過ごしており、それがストレスの原因になっているんだそうです。

 

マインドフルネスとは、つまり「瞑想」のこと。瞑想というと過去の固定観念から宗教的なイメージを持たれることが多いかもしれませんが、「マインドフルネス」というと耳触りがいいというか、比較的新しい言葉なので入り込みやすいですよね。

 

詳しい話は下記の書籍をご覧になっていただければと思いますが、私が実践しているのは、ただ寝る前に布団の上に座って、軽く目を瞑り、全身の筋肉の力を抜き、呼吸だけに意識を集中させることです。それまで色々頭の中を巡っていたことを全て頭から追い出して、意識の中に「余白」を作ります。寝つきもいいですし、睡眠の質も上がった気がします。

 

それによって、頭の中を駆け巡っていた不安や焦り、人間関係での嫌な思いなど、そういったネガティブ要素から距離をおくことができます。ネガティブな思いは頭の中を何回も駆け巡った分だけ、精神的なダメージを与えますので、そういった無駄な思考回路を断つことが出来ます。

 

寝る前だけじゃなくても、頭の中をいろんな思考がぐるぐる回っているときが良くあるので、そういうときこそ、体の力を抜いて、ゆっくりと呼吸をして、頭をスッキリ整理させます。それから、今ここに集中します。

 

「1分間瞑想法」著/吉田昌生

https://www.amazon.co.jp/dp/B01M660W0C/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

色々ある瞑想の本の中でも、瞑想の方法はもちろんのこと、瞑想の効果や必要性についてバランスよくまとめられている本なのでおすすめです。

 

「SLEEP 最高の脳と身体を作る睡眠の技術」著/ショーン・スティーブンソン

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こちらの本が、瞑想の本を買うきっかけとなった本。睡眠の質を上げることは乾癬の状態を良くするためには必須ですし、CAPTER16の「睡眠のためのマインドフルネス入門」は瞑想を始める前に読むと呼吸の大切さがわかります。

 

 

【乾癬】ストレスとの付き合い方〈前編〉

乾癬の原因はさまざまな要因が複合的に絡み合っています。

 

これまでは食べ物、睡眠時間、運動という面で乾癬をどう改善させるかということを書いてきましたが、もう一つ大きな要因として「ストレス」があります。

 

今の職場は過去に働いていた会社よりも就労環境が良く、比較的健康的な生活が送れています。それでも、仕事が重なったり、嫌なことがあったりすれば、それがストレスとして心にのしかかります。

 

そして、それは心から体へと影響していきます。緊張したり、心配事を抱えたりしていれば、気づかぬうちに肩に力が入っていたり、呼吸が浅くなってたりすることがありますよね。休む暇もなく長時間そうしていれば、当然身体に影響が出ます。自分の過去を振り返ると、影響が出てるのかどうかさえもわからなくなるぐらい(どうでもよくなるぐらい?)感覚が麻痺していることもありました。

 

それが身体へどう影響するかは人によって違いますが、私のように乾癬になってしまった人の場合は、そういう体質になってしまったと思い、今後長い付き合いをしていく他ありません。

 

どんなに食事や睡眠、運動などの生活習慣に気をつけていても、それとは関係のないところで精神的なダメージを受け、簡単に生活習慣のバランスが崩れてしまう恐れがあります。

 

ここ最近、私の生活習慣が保たれているのは、たまたま今現在精神的に安定しているだけのこと。精神の乱れは生活の乱れへと簡単に影響してしまいます。実際、ストレスで無性に甘いものが食べたくなったり、遅い時間に満腹になるまで食べたり、それが原因で寝付けなかったり、そんなことがたまにあります。

 

それでも、自分自身を取り戻して生活をリセットすることが、ここ最近できるようになりました。といっても特別な方法ではありません。もったいぶるわけではありませんが、ちょっと長くなってしまいそうなので、次回へと続きます。。。

【乾癬】パンを食べてみた結果

最近すこしバタバタしてしまい、ストレスが溜まっていたのか、いつも以上に食欲が増しておりました。週末の夜、酔って帰ったこともあり、「ちょっとぐらいなら、、、」という心のゆるみ。。。

 

どうしてもパンを食べたい…。冷蔵庫に眠る大好きなブルーベリージャムをたっぷりつけて…パンが食べたい。そんな衝動に駆られました。

 

というわけで、試しにグルテンを解禁してみることにしました。これで身体の状態に変化が現れれば、それが高い確率で原因となっているということ。逆に大した症状が現れなければ、その食べ物とは無理に距離を置く必要がないということになります。

 

その結果、、、

 

食べ始めて2、3日経った頃でしょうか。髪の毛の生え際がかゆい。もみあげのあたりにも乾癬の症状が出てきました。4、5日経ったあたりから顎のあたりにも一部にも出てきました。

 

ここまで顕著に現れるとは、、、普通の小麦を使ったパンはまたしばらく控えることにします。たまに食べるときはスペルト小麦(古代小麦)を使ったパンを食べることにします。

 

jojoni(旭川のパン屋さん)

http://www.jojoni.co

 

こちらのパン屋さんではスペルト小麦を使ったパンが売ってます。通販でも購入可能です。スペルト小麦とは品種改良がほとんど行われていない小麦です。完全なグルテンフリーではないようですが、グルテン不対症で無い限りは体に与える影響はほとんど無いようです。

 

以前催事で買うことができて、その後はたまに通信販売で購入しております。主食というよりは、ワインのおつまみやデザート感覚で少しずつ頂いてます。乗せるものはチーズやハチミツなど、シンプルなものが好みです。食感は普通の小麦とは全然違いますが、僕は結構好みです。もちろん身体への影響は見られませんでした。

 

こうして自分の体で試すことで、食べ物との付き合い方、距離の置き方がわかってきますね。しばらくして落ち着いたら、パスタやラーメン、カレーなどで一つ一つ試してみようと思います。

 

 

【乾癬】最近の状態

しばらくぶりの更新です。実は更新することを忘れるくらい、乾癬が普段の生活に支障をきたすようなことが最近少ないため、ほとんど意識しなくてもいい状態になっております。

 

他の人から見ても、皮膚の持病を持っているとは思われないくらいになりました。今現在気になるところといえば、耳たぶの下、たまに髪の毛の生え際、お尻の上(腰)あたりの鱗屑ぐらいです。

 

以前も書きましたが、ここ数ヶ月意識しているのは、緩めのグルテンフリー、化学調味料を避ける、食べる時間や量に気をつける、体を動かす(ヨガ)。大きく分けるとこの4つです。

 

ただ乾癬の状態が良くなっただけではなく、健康的で、QOLが高く安定した生活が送れております。その効果を感じているからこと、頑張って制限をしている意識は全くありません。

 

日々の生活で気をつけていることについて、今後まとめていきたいと思います。

【乾癬】寝起きの良さと胃腸のはなし

ここ数日寝起きが良くない。

食事を変えてからはスッキリ起きれたのだが。なぜだろうと思い原因を考えてみた。

 

もしや、寝る前に食べていたヨーグルトのせいか?寝る前の納豆とヨーグルトは腸内環境の改善にいいとか話に聞いたことがあって、ここ最近は寝る前にヨーグルトを食べていた。ちなみに、黒糖を混ぜたきな粉と、ハチミツをトッピング。

 

晩御飯を食べてから寝るまでの間はできるだけ時間を確保し、胃が空っぽの状態で寝るのは心がけていたが、少しとはいえヨーグルト程度でもやはりお腹に入れない方がいいのだろうか。ヨーグルトはやめて、ちょっと様子をみてみようと思います。

【乾癬】食のバランスを崩すことでわかること

ここ最近 生活スタイルがある程度確立できている。乾癬の状態もだいぶ落ち着いてきて普段の生活で気にならなくなりました。そこで、普段避けている食事をあえてとることによって、翌日以降の体調や乾癬の状態がどうなるかを観察してみました。

 

ある日の朝、太ももや腕の一部で出血がありました。寝ている間に自分で掻いてしまったのですが、ここ最近はこういうことがなかったので、ふと前日に食べた食事を思い出してみました。

 

原因として考えられたのは「スープカレー」です。仕事でお付き合いのある人と打ち合わせも兼ねて食事をしに行きました。ここ最近スパイシーな刺激のあるものを食べてないなーと思ってどうしても食べたくなりスープカレーを食べたのですが、おそらくそれが原因として考えられます。私は辛いものが結構好きなので、まさに「辛いのが得意な人は何番」みたいなやつを選びます。ということで、しばらくは刺激的なもの、つまり辛いものは避けて生活してみようと思います。

 

こういったものも、やはり普段の生活が一定のリズムで繰り返されているからこそわかる変化です。いつも好きなものを好きなだけ食べるような生活だと、何が原因で不調なのかがわかりません。体調がいい状態をデフォルトにできれば、眠い、体が重い、頭が痛い、体がかゆいなどの不調の原因に気づきやすくなります。気づくといっても、「これなのかな?」という程度だと思います。そういった仮定を作り、それを検証していく。次にカレーや辛いものを食べた時に同じように悪化するようなことがあれば、やっぱりこれが自分には合わないんだなと気づくことができます。

食べることは毎日のことですが、自分の体を知るにはまだまだ時間がかかりそうです。